第19回彩雲会展報告

  
   
2012年11月3日(土) 10:00〜17:00
               4日(日)  9:00〜16:00

   
大阪リバーサイドホテル 5階会議室
     
前夜祭 同ホテル4階宴会場 3日 18時から

参加者
  彩雲会々員
  ゲスト FARC 名古屋三点クラブ TSMC 松戸迷才会等有志多数

○ 作 品 
出品機リスト参照

会展前日 2日(金)
2日間は好天気であるとの予報で「えぇ〜会展になりそうでんな」と、手の空いた会員が展示会場に集合。 看板をぶら下げ、作品を持ち込めた会員はテーブルに並べ始める。
展示要領は、案内状にプリントされた西野超老のモザイク・ソリッドを前面に出し、あとはスケールごとに 展示することに決定。
初日 3日(土) 快晴
9時前には作品を持った会員が会場到着。徹夜で走ってきたというTSMC白根会長以下3名の方々も交え作品 展示を開始。展示スペースは8山を準備していたが、大スケール機の出品が予想より少ないので、ひと山を外し 7山の展示とする。
外来機体も含め1/50&1/48は同じ山での展示とし、1/50以外の大スケール機はひとグループでの展示 方式を採ったので、来展していただいた方々も見やすい展示方法だったと割り振り担当者はニンマリ。
10時に村山会長の「開会宣言」でスタート。すでに多くの方がお見えになっている。
今回も高見名誉会長が新作12機と2ヶ月に1機のハイペースの作品を展示。ジェットファイターや4発旅客機、複葉機も有りと高見元帥の名をいよいよ高らしめていた。
難波元会計士も新作6機と健闘。この人の作品には「味がありまんなぁ〜」とファンが多い。 新作3機の宴会部長は、いつもの通りコンテナも展示。その上で作品がお腹も見て頂戴と時折背面飛行をしていた。
西条編集長は「P&Wエンジン搭載機シリーズ」と言うことで新作3機をH−18で出品。そのうちの全日空訓練機の胴体帯色が違うと(ブルーで無くレッド)写真マニアに証拠写真を見せられ頭を抱えていたのが印象的であった。
小野田さんは、カタパルト上で発進間近の95水偵とブロームウントホス飛行艇。本当に飛行艇が好きな御仁である。それにプラスして95水偵の製作過程を一つ一つの部品で展示マニアを「なるほど。このように作っていくのか、一つ私もソリッドを作ってみようか」とソリッドファン開拓の細かい気配り。
西野超老は年齢を機番にした92式戦と双子彗星の兄貴分の12型を出品、とにかく重くて大きいので弟33型は連れてこれなんだとか・・・
村上さんは、大スケール機2機、特に飛燕の銀とホークの赤の塗色に質問が集中。
2機出品の川崎名人はただいま入院中で、本日午前中に退院できればパーティー参加の予定である。(残念ながら退院は翌4日であった)
大ベテランの田辺長老と伊藤インチキボーンズ氏は各1機の新作、ちょっと寂しい気もするがいずれも素晴らしい出来で、期待の向きには大好評。マニアが見たいと思っている両氏の機体が併せて15機も並び、陰のほうから「いちど二人会を開いては?」の声が聞こえた。
山本おとーさんJu−52は、小武内元名誉会長のモックを引き継いだもので、よくぞ波板機体をここまで仕上げたという力作。
金子さん、今回はスパイトフル1機だけであるが存在感のある機体に仕上がっている。
増本さんのS-55飛行艇は間に合うか心配していたがきっちり間に合わせた。ピンと貼られた張り線が見もの。
○渡辺さんのP38は、この作品が好きとマニアに言わしめた一品である。
村山会長は「B−17はまだでっか?」と言われながら、堂々モホークを完成。
モックだけの出品であった葛城、竹内、真子さんは次会展へ向け力作製作中である。
彩雲会展に無くてはならない「下ちゃんのプラモワールド」はF4が40機が勢ぞろいし来展されたプラモフアンに大好評であった。
午後には他クラブの強者が作品を持って勢揃い。強力な助っ人でありがたいことである。そして、京都と今治から一人こつこつと作っておられる方が作品とともに参加。
18時からパーティー
奥方、家族、他クラブの面々および彩雲会を支援していただいている方々約60名が参加。
会友・長尾正氏のバイオリン演奏「パガニーニ作曲・編曲、イギリス国歌による変奏曲」でスタート。64才の氏が左手4本で弦を弾くのは世界でも彼だけで、まさにギネスものを聞かせていただいたのである。(氏はまもなく入会予定)
鹿屋・ぽ様の焼酎「子鹿黒」をはじめ、恒例藤もっちゃんの「農家の嫁」等々多数の差し入れも有り、賑やかにパーティーを楽しむ。
20時過ぎから、10Fレストランで二次会「大阪の夜景を見る会」。予定より10名も多い参加でホテル側はホクホク顔?
これまた恒例三次会は、神戸3人組が泊まる和室でFARC・LB松本嬢のしきりでスタート。 三次会の帝王・西野超老が「儂、今日はアカン」と無念の欠席、あの素晴らしいパッチ姿で室内をうろうろする姿が見られなかったのは誠に残念。
あの狭い和室に20名近いオジンが口角泡を飛ばして、ソリッドの話をそっちのけで年金と病気の話で、しきり役の松本嬢(合同例会の時より7kg痩せてすっきり)も大変である。 ・・・・・  暴走老人達は、深夜12時まで騒ぐ・・・
千秋楽 4日(日) 快晴
9時開展 他クラブ等から頂いた盛り花が飾られた受付では、藤もっちゃんをリーダーに「彩雲会イケメンおっさん?」がアンケートを書いていただいたり、お祝いを頂いた方にはインチキボーンズ師調達「彩果ゼリー」をお礼として渡したりと大忙しである。
会場に入ると、壁面には松戸迷才会の会展案内、会友松木氏のイラスト画「アメリカン・アビェーション」、彩雲会会員名簿が貼られ、ひときわ目につくのが山内シンクタンク師友人プロカメラマン・石川氏が撮影した「北摂山系中腹から眺めた大阪空港を中心とするパノラマ」写真が「あっ、ここがうちや!」と来展者には大好評であった。
今回の来展者は、遠くは埼玉、東京、そしていつも熊本からおいしい「陣太鼓」を土産に参加していただく池辺さんをはじめ多数の方が来展していただいた。
アンケートを見ると最高齢83才、だいだい50〜60歳代の方が来展者の中心で、ソリッドは作ったことは無いが興味があるという方ばかりである。数名ソリッド製作経験があるとの記載もあった。 はっきりとした入会希望者は無かったが、入ろうかどうしようかと考慮中の人がいた。山添和尚が探してきた兵庫県立「年輪の里」木工教室先生の41才の若者?。飛行機は作りたいが土日が仕事なので入会を悩んでいるとのこと。
午後4時前に集合写真を撮り、いつもの通りホッとした気持ちと何か寂しい気分に浸りながら作品撤収。
恒例反省会はご婦人方を交え一階喫茶室で開催。
当面は来年11月の福岡合同例会に向けガンバラなアカンと「大反省」して無事会展は終了。
最後に遠方、近郊よりご来展頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

以上



                 


例会風景 サムネイルをクリックすると大きな画像が表示されます。このページに帰るには、ブラウザーの「戻る」をご利用下さい。

前夜祭・二次会・三次会

*出品作品(順不同)

第19回彩雲会展出品機リスト

機名頭部のボタンにハイパーリンクを張りました。クリックすると大きな画像が表示されます。このページに帰るには、ブラウザーの「戻る」をご利用下さい。

特記ない限り1/50


   
ビーチTC−45J ミグ Mig−21 フィッシュヘッド 
ノースアメリカン FJ−3M フュリー ノースアメリカン FJ−2 フュリー    
コンソリーテッド PBY−2 カタリナ ダグラス DC−7C パンアメリカン  
カーチスSOL−3 シーガル ダグラス C−117D  
ダグラス A−4F  グラマンA−6Eイントルーダ
サーブ J−29 グリペン ロッドキードT−2

    
グラマン OV−10 モホーク ボーイングB−17 12.7mm ガンターレット 2種
FARC市岡式バキューム

   
ミル MIL124n ハインド
アエロスパッシャル AS−355 エキルイユ ユーロコプター EC−135
ベル 214ST スーパートランスポーター シコルスキー S−76
ウエストランド アーミーリンクス ウエストランド ネービーリンクス
ベル AH−1S  シコルスキー S−64 消防ヘリ
マグダネルダグラス AH−64D アパッチ シコルスキーUH−60 ブラックホーク

 
中島 95式水上偵察機巡洋艦 那智 搭載射出機  (1/48)   ブルームウントフォス Bv−135C−1 (1/72)  
中島 95式水上偵察機の作り方

      (全・1/20)
ノースアメリカン F−86F セイバー 三菱 零式艦上戦闘機五二型
ロッキード F−104 (モック )

  
 ビッカース スーパーマリン スパイトフル    (1/25)  

    
スホーイ Su−7 BKL  スホーイ Su−11 フィッシュポッド

西   
ビーチクラフトスーパーH−18 4機(新作3機)  
上保安庁機   航空大学校訓練機    NA訓練機      JAL訓練機  
ノースアメリカンT−6改  神風号    グラマン G−73 マラード
デハビランドカナダ DHC−2 ビーバー デハビランドカナダ DHC−3 アッタ

    
ロッキード 川崎 T−33A (1/20・モック)

   
ロッキード 10A エレクトラ D.H-86 エキスプレスライナー  
ダグラス XB−43 Jet-master ダグラス XB−42  Mixmaster  
アブロ バルカン  ハンドレページ ビクター

   
アラド 76   フェアリー フライキャッチャー
ライアン PT−22 アビア B−534
川崎 KDA−5 92式戦  ポリカルポフ I−15
カプローニ Ca100  フォッカー Dr−1
LVC−C−1V ハンザブランデンブルグ

西   
川崎92式戦闘機 T型  (1/25) 空技廠 艦上爆撃機 彗星 12型  (1/25)  
川崎3式戦闘機 キ−61 飛燕  (1/10・モ?)

     (全・1/25)
リリエンタール 13 グライダー リリエンタール 14 グライダー
シュトラール イェイガー   (モック)  

   
サボイヤマルケッテイ S−55  (1/72)  

       (全・1/32)
川崎3式戦闘機 キ−61 2型改 飛燕  BAe ホーク 英アクロバットチーム機

    
ノースロップ YB−49 フライングウイング  (1/72) 
ノースロップ・グラマン RQ−4B グローバルホーク (1/72) 
スホーイ Su−34 (1/72) MV−22 オスプレイ  (1/48・モック)  

    
ユンカース Ju−52 413mg
ボーイング737−200  ボーイング737−700

    
ロッキード P−38 ライトニング ダグラス A−26 インベーダー    (1/60)
デハビランド・モスキート ノースアメリカン OV−10 ブロンコ

   
マグダネルダグラス F−4 ファントム  (1/72プラモデル)    40機 (うち 新作20機


各倶楽部


     (FARC)
三菱 百式司令部偵察機  (1/32)    同左コックピツト

         (FARC)  
フェアチャイルド A−10A サンダーボルトU (モック)  

     (FARC)
シコルスキー S−38 飛行艇  

     (名古屋三点クラブ)
ダグラス B−26C インベーダー  チャンスボート F4U−4B コルセア
ホーカーテンペストV  

     (TSMC)
ノースアメリカン F−107A  (1/32・モック) ノースロップ F−89D  (1/32・モック)  
ノースアメリカン F−100C ノースアメリカン F−100D

       (TSMC・全1/72)
TP−80C XF10F ジャガー
XFY−1 ポゴ  F2H−3 パンジー

       (TSMC)
ボーイング B−29   ストラトクルーザー脚、タラップ等部品

       (松戸迷才会)
ニューポール 24 bis   (1/32) 中島 97式戦闘機    (1/32・モック)  
甲式一型戦闘機           (1/144) 乙式一型偵察機   (1/144)

       (松戸迷才会)
ダグラス AD−2        (1/32・モック・プラステックモデル)

在野のマニア


     (京都市)
カーチス水上機 4式基本練習機 -86 (ユングマン)  

     (今治市)
三菱 百式 2型 司令部偵察機 中島 AT−2
マイルズ M−57 スカイバン ステック・スカイベビー

     総展示機 104